【秋の絵本連続講座~絵本を楽しみ深めるための講座~】が活況のうちに終わりました。

参加された皆さまいかがだったでしょうか。

第1回は古川信夫さんによる 《永遠の宝もの~梶山俊夫さん、かこさとしさんから託されたもの~》

時代を見据えた先達の凛とした生き方、子どもたちに寄せるそれぞれの思いが、暖炉の火のようにじわ~んと温められているのではないでしょうか。
⚫︎かこさん、梶山さんの絵本に対する深い想いを知りました。
⚫︎作家さんの絵本をつくることへの熱い思いやエネルギーを感じました。
⚫︎古川さんのお話の中から、作家さん達の想いが生き生きと感じることができました。

第2回こが ようこさんによる 《絵本、語りが育むさまざまな力・ワークショップでどんぐり絵本を作っちゃおう》

わらべうた、紙芝居などを楽しんだ後は絵本づくりにチャレンジ❗️
みんな嬉々として楽しそうでした。後から出来上がりを見せに来てくださった方もいます。

⚫︎お話や絵本づくりが楽しかったです。
⚫︎子ども達の楽しそうな笑顔が印象的でした。
⚫︎わらべうたのリズムは、癒しですね。
⚫︎子どもと一緒に絵本づくりは、笑いながら楽しくできました。
🔸原画をみて🔸
⚫︎どんぐりひとつひとつが丁寧に描かれていて、それぞれの表情を楽しみました。
⚫︎絵本の1ページがとても丁寧に作られていることがわかりました。
⚫︎どんぐりに見入ってしまいました。
⚫︎原画を見た後に読む絵本に感動です。
〈こがようこさんの原画展は12月15日まで開催中です〉

第3回細江 幸世さんによる 《子どもの育ちを支える絵本~子どもの本の多様性~》

下記の詳細なレジメに基づいた講義で皆自身が抱えている問題に引き付けて熱心にメモを取っていました。
赤ちゃん絵本から絵本の多様性、バリアフリー、多文化共生絵本など具体的に幅広く話されとても時間がたりませんでした。
テーマ別に開催してほしいという要望があり、来年開催します。

アンケートに感想がいっぱい寄せられました。
⚫︎自立した読者とはに納得。
⚫︎読解力と聴解力のこと。聴解力は今まで余り意識してなかったので、 新鮮でハッとした。
⚫︎知らないジャンルの絵本がいっぱいで目からうろこ。
⚫︎子ども目線で読む。
⚫︎子どもの発達は螺旋を登るような感じの話に励まされた。
⚫︎現代の中高生の文字離れのお話がわかりやすかったです。
⚫︎たくさんの絵本を紹介してもらい、絵本の多様性を知るとともに、選書のポイント等、今後に役立つお話でした。
等などですが、細江幸世さんの広く深い見識にその温かさにおいても参加された皆さまは感動を覚えたのではないでしょうか。
子どもへの深い眼差しを感じました。

1、本を読むということ~様々な読みのスタイルから
2、子どもの成長と言葉の理解 
3、子どもの発達と本の作り
4、一人読みができるためには(低学年) 
5、子どもの発達と読みの スタイル 
6、絵本の多様性 近年注目されている視点
7、近年の絵本状況 
8、最近の絵本で気になること 
9、最後に

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絵本専門店グリム
絵本専門店グリム
ロングセラーの絵本、昔話絵本、赤ちゃん絵本などを取り揃えています。蔵書数はおよそ3500冊。長年、絵本専門店を営んできた店主が思い入れのある本をセレクトしています。

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