『おなじ月をみて』 (ジミー・リャオ作/天野健太郎訳/ブロンズ新社)
今夜はスノームーン
世界平和を コロナの収束を祈ります。

月の撮影って難しいですね💦
平和への祈り♡
『おなじ月をみて』
(ジミー・リャオ作/天野健太郎訳/ブロンズ新社)

三日月の夜、少年ハンハンは窓辺で待っています。
次々と傷ついたライオン、ゾウ、ツルがくるので手当をしてあげます。
軍服を着た待ちに待ったお父さんが帰ってきました。
家族でしっかりと抱き合います。
戦争で片足を失ったのでしょう。
義足になったお父さんがハンハンを肩車にして満月を観ています。
次頁、衝撃的なことが!
満月になった夜空に描かれていたのは爆弾を落としている戦闘機!
まだ戦争は終わっていないのです。
ハンハンがみた動物たちは単なる幻影だったのでしょうか。
いいえ、私には心配のあまり戦場で瀕しの重傷を負っている人たちと重なっているように感じてしまいます。
表紙、裏表紙が幻想的なだけにショッキングな展開で心に訴えてきます。
見返しには待っている日と思われる数字が書かれています。
世界中のみんなが見上げる月、どうぞ静かな満たされた夜でありますように。
同じ月の下で幸せでありますように。
作者は台湾の国民的絵本作家。訳者は残念なことに2018年若くして亡くなられたとのことです。
投稿者プロフィール

- ロングセラーの絵本、昔話絵本、赤ちゃん絵本などを取り揃えています。蔵書数はおよそ3500冊。長年、絵本専門店を営んできた店主が思い入れのある本をセレクトしています。
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