『きんぎょ』

この夏はお祭りが殆ど中止になってしまいましたね。
夜店を覗いてみましょうか。
見返しから誘われてしまいます。

『きんぎょ』(山本久美子さく・え/ひだまり舎)
涼しげな水の中をきんぎょが泳いでいる。
表紙を開くと懐かしい夜店の風景。
あんず飴、射的・・・ ランプ(アセチレンガス)の匂いもしてきそう。
今は電気ですね。
ケンは妹と弟と一緒に金魚すくい。
ケンは3匹。
“くろでめ”もすくえた!とれない妹と弟には一匹ずつおまけしてくれた。
私も子どもの頃、自信があったのに紙が破れてしまった。
しょぼんとしているとおまけしてくれた。
次の日にケンたちはきんぎょ屋さんへ水槽などを買いに行った。
目の前に大きなきんぎょがいてびっくり!
あんなに大きくなったらどうしようと不安になるケンですが・・・

夜店の灯りやきんぎょの赤が鮮やかで黒もくっきり目立ち美しい。
夜のお祭りの賑わいに迷い込んでしまいそうだ。
それでいて静謐な感じがするのはどうしてでしょうか。
きんぎょをすくうところは、ひょいと手を出したくなるような臨場感があります。
大きなきんぎょはすごいど迫力!
顔を近づけると水槽のなかのきんぎょが寄ってくるなど愛らしい様子も素敵です。
小さな命は大きなものを授けてくれますね。
小学4年生だったご長男(3人の子がモデル)とのこと。
「マルをさがして」に引き続きフランスで先行出版されています。
詳細は山本久美子さんのページをぜひご覧ください。

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