『よるのあいだに… みんなをささえる はたらく人たち』
2023年の小学校低学年の部(1、2年生)課題図書。
『よるのあいだに… みんなをささえる はたらく人たち』
(文・ポリー・フェイバー/絵・ハリエット・ホブデイ/訳・中井 はるの/BL出版 )
私がパジャマに着替えるころ、ママは仕事にでかける。
たくさんの人が夜も働いているって知ってた?
ビルの掃除をする人ニュースを伝えるレポーター配達する人救命救急士に助産師さん ・・・
私が寝ている間も、たくさんの人がたいせつなことをしているんだね。
「いつもありがとう」
街を包む夜のブルーが美しい。
静かで深いブルー、電気で照らされた明るいブルー、暗い星空のブルー、いろんなブルーに包まれて夜は続く。
だんだんと空が明るくなり、新しい一日がはじまる。
朝日を浴びた街並みが美しく輝いている。
こども店長は、仕事をしている人の中から、特に気になった人を描いたようです。
〝夜にこんなにたくさんの人が働いてるって知らなかったなぁ〟
〝夜の方が働きやすい仕事もあるって初めて知ったよ〟
〝絵をよくみるとね、おもしろいことがたくさん隠れているよ〟
子ども目線で描かれているからこそ、より身近に感じたのでしょう。
自分以外の誰かを考えるきっかけになったようです。
投稿者プロフィール
- ロングセラーの絵本、昔話絵本、赤ちゃん絵本などを取り揃えています。蔵書数はおよそ3500冊。長年、絵本専門店を営んできた店主が思い入れのある本をセレクトしています。
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