『びんにいれたおほしさま』

☆夕焼けが夜空にかわると星が瞬きはじめました。
この絵本が浮かんできました☆

『びんにいれたおほしさま』(文 サム・ヘイ 絵 サラ・マッシーニ 訳 福本友美子/主婦の友社)

弟はいいものさがしの名人。
ある日、星の形をしたすごいものを見つけてくる。
色んな人に聞いてみるが落とし主が見つからない。
びんにいれて大事にしているけれど夜になると、ぼうっと光って悲しそう。
空を見上げると「まいごです ちいさなほしがひとつ」と“☆文字”で描かれています。
お姉さんと何とか空に返してあげようと奮闘します。
その工夫が楽しいこと。
そして・・・弟を優しい眼差しで寄りそうお姉ちゃんが素敵です。
ほっこりと温かな気持ちになります。

寝る前に読んであげたいですね。
きっといい夢を見ることでしょう。
私は子どもの頃のことを思い出しました。
夜10時ごろカサッと音がしたので、裏庭へ出てみました。
紅葉が月明かりでキラキラしていました。
流れ星が続けてサッと光りました。
しばらくボーっと立っていました。
足元にキラッと光るものがありました。
もしや“星かもしれない”と思い拾ってみると、紅葉が夜露にぬれて輝いていたのでした。
でも私には宝ものでした。
あの宝ものはどこにしまったのかしら・・・

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絵本専門店グリム
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