『いねむりおばあちゃんとぼく』
リアルな話かと思ったら見事に打っちゃられた!
『いねむりおばあちゃんとぼく』
(さく・え 高畠じゅん子/国土社)
幼稚園のお迎えはいつもおばあちゃん。
電車に乗って帰るんだけれど、ほんとうはあんまり一緒には乗りたくない。
だって、すぐに寝ておまけによだれをたらすし。
でも不思議。
おりる駅が近づくとパッと目を覚ますんだ。
ところがこの日は、ぼくが何回よんでもおきない。
ぼくがあせっていると、次から次とヘンテコな人がやってきて起こしてくれるのだが・・・
はてさてどうなることでしょう。
一人で電車の中でいねむりしたことあるし、もしかしてよだれもたらしていたかもしれない。
でも不思議と降りる駅前では目が覚める、なんという経験があるだけにスーッとお話の世界に入れた。
ここまではよくある話だが、この後の展開、着地点がお見事!
よく見れば電車も怪しい!?
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- ロングセラーの絵本、昔話絵本、赤ちゃん絵本などを取り揃えています。蔵書数はおよそ3500冊。長年、絵本専門店を営んできた店主が思い入れのある本をセレクトしています。
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