『虫ガール　ほんとうにあったおはなし』

〈夏休み、虫かごを持って野や山に〉とは行きにくい当節ですね
虫ずきの子もそうでない子にもおすすめ！

『虫ガール　ほんとうにあったおはなし』
（文ソフィア・スペンサー（虫ガール）/マーガレット・マクナマラ　絵ケラスコエット/訳福本友美子／岩崎書店）

ソフィアは虫が大好き。
小さいころ、ママがチョウチョの温室へ連れていってくれたことがきっかけ。
でも小学校へ行くようになると”虫がすきな女の子なんて、かわっている”とからかわれるようになり、すっかりしょげてしまう・・・
ママが昆虫学者のグループに”「虫ともだち」になってくれませんか”とメールをおくると、世界中からメールや手紙が届いた。
ソフィアは自分と同じように虫が好きな人は沢山いることを知り、元気を取り戻していく。

人と同じでなくていい。
今夢中になっていることがあれば追いかけてほしい。
ソフィアに寄り添うお母さんも素敵です。
ソフィアさんは実話をもとに11歳でこの本を書かれた。
絵ものびやかでいいですね。
虫もあちこちにいます 🐞