『おどっているよ、わたしのて 目で見ることばでおはなししたら』
フィリピンの絵本
『おどっているよ、わたしのて 目で見ることばでおはなししたら』
ジョアンナ・ケとチャリーナ・マルケス・文
フラン・アルヴァレス・絵
ミレナ・イノセンシオ‐ドミンゴ・訳
偕成社

「さいきん わたしの うちの となりに、あたらしい かぞくが ひっこしてきました。」
わたしと同じぐらいの女の子がいて、いつも手をひらひらしています。
何だか手がおどっているようなのです。
その子と道でばったり合って友だちになりました。
マイちゃんは耳が聞こえなくて、お話ができないのでした。
二人でいても話が通じないこともあって、わたしはマイちゃんから手のダンスを教えてもらいました。
わたしたちはだんだん気持ちが分かりあえるようになり、将来の夢についても語り合いました。
二人が友情を育んでいく様子が手話によって描かれていて、読者も体感できる。
イラストは美しく柔らかな雰囲気を醸し出していて、思わず手で真似したくなる。
巻末には手話についての説明があり、見返しにはフィリピン手話、日本手話、国際手話がイラストによって紹介されている。
障害を持つ子どもや若者を描いた作品の中から選ばれるシュナイダー・ファミリー・ブック賞オナー受賞作。
エズラ・ジャック・キーツ賞オナー受賞作(イラストレーター部門)
投稿者プロフィール
- ロングセラーの絵本、昔話絵本、赤ちゃん絵本などを取り揃えています。蔵書数はおよそ3500冊。長年、絵本専門店を営んできた店主が思い入れのある本をセレクトしています。
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