『みちくさ』 (さとうわきこ/偕成社)

☆さとうわきこさんの遺作
『みちくさ』(さとうわきこ/偕成社)

男の子が、学校からかえりみち、みちくさしていくと、川の中にはくさのおばけがあそんでいる。
柳のおじさんたちが道路をはさんでなわとびを。
たべものやさんの道はへんな人でいっぱい。
でんしゃはボクシングしているし、なんと山が!暗くなると・・・

少し早いと学校の帰りみちはみちくさしたくなりますね。
私も子どものころよくしました。
初めていく道はワクワクしてきます。
楽しいこともちょっと怖いことも。
そんなみちくさを、ユーモアたっぷりに生き生きと描いています。
色合いがとても明るくきれいです。
こんな楽しい絵本を遺してくださったのですね。
さとうわきこさん、ありがとうございます。
もっともっと読みたかったです。
  合掌


〈出版社から〉
本作は、「ばばばあちゃん」シリーズで知られるさとうわきこさんが手がけました。
『からすたろう』を描いた八島太郎さんの展覧会で出会った『道草いっぱい』(創風社)という作品に刺激を受けて「わたしのみちくさは、こんなの!」と、さとうわきこさんらしいユーモアを発揮! 
30年近くあたためた末に完成したこの快作は、残念ながら最後の作品となりました。
〈小さな絵本美術館から〉今年の夏、7月13日(土)から9月8日(日)まで、小さな絵本美術館八ヶ岳館にて「追悼 さとうわきこ展」を開催いたします。
ぜひ、わきこさんを偲ぶとともに、作品を楽しんでいただけるとさいわいです。

投稿者プロフィール

絵本専門店グリム
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ロングセラーの絵本、昔話絵本、赤ちゃん絵本などを取り揃えています。蔵書数はおよそ3500冊。長年、絵本専門店を営んできた店主が思い入れのある本をセレクトしています。

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