☆梶山俊夫作品展が始まります☆
　この機会にぜひ観に来てください。
　お待ちしています。
　【10月17日（木）～11月11日（月）】
　
☆10月19日（土）秋の連続絵本講座第一回
　～永遠の宝もの～梶山俊夫さん、かこさとしさんから託されたもの～
　講師　元福音館書店書籍部長　古川信夫さん

🔹絵画・版画・ガラス絵　15点
🔹貴重な絶版本、オリジナルの本等45点

梶山俊夫さんの絵・絵本は観ているうちにいつの間にか作品世界に入り込み、共に呼吸をしてしまいます。
ぬくもりを感じて気がつくと、旅から帰ってきたような不思議な面持ちです。

　
梶山俊夫さんのこと
1962年　
シェル美術賞受賞。1年間パリに滞在し、ヨーロッパ各地を彷徨。帰国後、全国国分寺跡や奈良時代の廃寺を歩く。
1967年
『かえるのごほうび』（「こどもののとも」130号木島始/作　福音館書店）
「鳥獣戯画巻」の画面を利用したレイアウトで初めての絵本の仕事に着手し、注目を浴びる。
最初の物語絵本『くじらのだいすけ』（「こどものとも」139号/天野祐吉作 福音館書店）を刊行。以降日本の自然・風土・民話をテーマにした絵本を描き続ける。
1973年
『かぜのおまつり』（「こどものとも」199号いぬいとみこ/作　福音館書店）ブラチスラバ世界絵本原画展で金のりんご賞受賞。
この頃より木版画の製作に着手。『わらべうた六地蔵』『絵本きりなしばなし』等を発表。
1973年
『いちにちにへんとおるバス』（中川正文/作　ひかりのくに）講談社出版文化賞　受賞。
1974年
『あほろくの川だいこ』（岸武雄/文　ポプラ社）小学館絵画賞受賞。
1982年
『こんこんさまにさしあげそうろう』（森はな/作　ＰＨＰ研究所）絵本日本大賞受賞
1997年
『みんなであそぶわらべうた』（近藤信子/編・遊び方指導　福音館書店）ブラチスラバ世界絵本原画展で金のりんご賞受賞。
1998年　市川市市民文化賞・奨励賞受賞。
1999年　
ガラス絵や陶板画の製作、画文集『旅の窓から』（ガラス絵写真集/毎日新聞社）刊行。

主な絵本は他に
『さんまいのおふだ・新潟の昔話』『ごろはちだいみょうじん』『だごだごころころ』『てんぱたんてんぱたん・ねずみのもちつき』『おんちょろちょろ』（以上福音館書店）『島ひきおに』（偕成社）『お母ちゃんお母ちゃーんむかえにきて』（小峰書店）『うまおいどり』（あかね書房）『ほうすけのひよこ』（復刻版　解放出版社）等300冊にのぼる。『こぎつねキッコ』シリーズ（童心社）

2015年6月　逝去