『やまの動物病院』
🌸 この春ひとり読みにぴったり! もちろん、読んであげてもOK 🌸
動物のお医者さんの飼い猫のとらまるが夜になると「やまの動物病院」を開くなんて!
動物たちととらまるの大活躍が楽しい幼年童話。
著者のなかがわちひろさんのユーモラスなオールカラーさし絵入り。
『やまの動物病院』
なかがわちひろ作・絵/徳間書店
町はずれの山のふもとに、小さな動物病院がありました。
先生は大きなとらねことらまると一緒に暮らしています。
でも、先生はしりません。
夜になると、昼間は寝ているとらまるが「やまの動物病院」を開いていることを。
まちの先生が眠ってしまうと、「やまの動物病院どうぞ」の札にします。
ある晩、あたまにガラスびんをかぶっているカモがきます。
沼に沈んでいたビンの中にドジョウがいたので、首を突っ込んだら抜けなくなったと。
さて、てんやわんやの騒ぎが始まります。
首は抜けるでしょうか。
第33回ひろすけ童話賞を受賞。
『やまの動物病院 とらまる、山へいく』②
夜、ねこのとらまるが開いている「やまの動物病院」に、ある晩、ウサギのおばさんがカメに頼まれたので山へ往診にきてほしい」とかけこんできました。
早速うさぎと一緒に山のカメのところへ行くとかぜをひいていて、治療して聞くとムササビに頼まれたと。
ムササビのところへいくと、今度はがさがさやまのイノシシのところへ。
次々と動物たちの治療をしながら山を登っていくと、滝のそばで待っていたのは思いもかけないことが・・・
とらまるのこねこのときもあかされます。
『くいしんぼうのクララ』③
まちの先生が風邪をひいて寝込んでしまいました。
動物たちみんなでまちの先生の看病をしました。
そんなところへやぎのメリーがかけこんできました。
「牛のクララったら、ハサミをたべちゃったんですって!」レントゲンを撮ってみるとハサミが写っていました。
それからが大騒動。
果たしてハサミを取り出すことができるでしょうか。
先生の風邪は・・・

投稿者プロフィール

- ロングセラーの絵本、昔話絵本、赤ちゃん絵本などを取り揃えています。蔵書数はおよそ3500冊。長年、絵本専門店を営んできた店主が思い入れのある本をセレクトしています。
最新の投稿
トークイベント2025.04.13『のはらひめ』原画展&トークイベント
1.新刊の本2025.04.13『リパのおいしい庭づくり』
1.新刊の本2025.04.13こどものとも0.1.2 5月号『だーれかだーれか』
お知らせ2025.04.132月の愛されランキング