『まよなかの魔女たち』

10月31日はハロウィーン 🎃

新訳・復刊!
『まよなかの魔女たち』
(エイドリアン・アダムズ作・絵/野口絵美訳/徳間書店)

暗い森の奥深くに住む魔女たちは、昼間は木の上のハンモックで眠り、夜、月がのぼるころ起きてきます。
秋のある晩、「きょうは おまつりだよ」とみんなでこうもりシチューを食べると、ほうきに乗って出発!
楽しい時間の始まりです。
「ヒャッホー!」夜空を思いっきり飛びまわって大はしゃぎ。
疲れたら、お月さまに座って一休み。
最後は一気にとうもろこし畑へ着陸。
ところが、畑には恐ろしい怪物たちが・・・

ハロウィーンの晩の魔女たちを描いているが、ヨーモアもあり開放的で楽しい。
薄墨色、漆黒の黒に、青い夜空の月の光がとてもきれい。
魔女は、はしゃぎまわる子どもたちのようだ。

参考「魔女たちのあさ」(奥田継夫/アリス館)

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絵本専門店グリム
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