《いちご生育の絵本3冊》
🍓いちごの美味しい季節です🍓
ハウスのいちご狩りも始まっています。
ハウスでもぎって食べるいちごはことのほかジューシーで甘いです。
《いちご生育の絵本3冊》
『いちご』(作・平山和子/福音館書店)
畑で雪をかぶり寒い冬にたえているいちご。
春になって花が咲き小さないちごのみ実がなりました。
四季を通して畑での甘いいちごができるまでの様子を丁寧に描いています。
絵がリアルでみずみずしくて、思わず手が伸びてしまいそうです。
小さなお子さんと読むのにピッタリです!
『いちご』(作・荒井真紀/小学館)
いちごの観察絵本。
「いちごを食べると、ぷちぷちぷちと音がします。何の音でしょう?いちごを育てて調べてみましょう」で始まり、いちごの生育について誘われていきます。
一年を通していちごができるまで細密画で描かれています。
花の中のめしべや雄しべのことなども分かりやすく、いちごの断面や種が一粒一粒並んでいる場面には感嘆してしまいます。
最後の美味しいページにはよだれがでそうです。
五感でたっぷり感じます。
『いちごハウスのおくりもの』(作・村中李衣/絵・えがしらみちこ/世界文化社)
ひまりのじいじはいちごハウスでいちごをを作っています。
じいじのいちごはとても甘くて美味しいです。
時おりひまりもお手伝いにいきます。
ミツバチたちが飛びまわっています。
ある日、遊びにきた友だちのかほちゃんがミツバチをこわがって帰ってしまいます。
そのミツバチは大切な役割をしているのですけれどね、ひまりは友だちが帰ってしまったことが悲しくて・・・
ひまりの目を通して、一粒のいのちをめぐる自然の恵みと、見守り育てていく家族の一年を温かく描いています。
投稿者プロフィール
- ロングセラーの絵本、昔話絵本、赤ちゃん絵本などを取り揃えています。蔵書数はおよそ3500冊。長年、絵本専門店を営んできた店主が思い入れのある本をセレクトしています。
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