『きかんぼうのこぐまーアジア・エスキモーの昔話―』

子育て真っ最中の方にもおすすめです 💛

『きかんぼうのこぐまーアジア・エスキモーの昔話―』こどものとも年中向き　
2022年2月号/福音館書店（Ⅴ.グロツェル　G．スネギリョフ再話　松谷さやか訳　おくはらゆめ絵）

寒い北の国の草原にこぐまがいました。
きかんぼうでおかあさんのいうことにはそっぽを向きなんでも自分でやりたがりました。
ある日のこと、母ぐまは川から出てこないこぐまを口にくわえてきしに　ひきあげました。
「なにさ、ちいさいこみたいに　かわから　ひっぱりだして!」
「もう、くまなんか　いやだ。ちがう　どうぶつに　なるからね！」と走って出ていきました。
小高い丘の上には二匹のハタリスが口笛を吹いていました。
そこでハタリスになることにしましたが・・・

そうそう、我が子もこぐまとそっくりと思う方も多いのではありませんか。
こぐまや動物たちの表情やしぐさが生き生きとしていて、お話の面白さをたっぷり楽しめます。
繰り返しもいいですね。
母ぐまは、様々な体験や失敗を重ねて成長していく子ぐまをあたたかく見守っています。
訳者の松谷さやかさんから届きました。
絵が当店で好評販売中『あいたいあいたい　あいうえお』の絵を描かれたおくはらゆめさんです。
この絵本はきっと小さいお子さんも喜ぶでしょう。