『ぼくはまっくろ』
少年と盲導犬のものがたり
『ぼくはまっくろ』
文・原 陽子
絵・山本久美子
リーブル

盲導犬として生まれたイヌのロロと目が不自由な男の子、シュウくんのものがたり。
ロロとシュウくんは訓練センターでの訓練が終わって一緒に生活をするようになる。
朝の楽しい散歩から病院に行くときもいつも一緒。
病院で「きたない!」とかいわれたり、いやなこともある。
嬉しいときも困ったときもいつも一緒で兄弟のように信頼し合っていた。
わくわくどきどきの楽しい日々が過ぎていつしか10年。
ロロは盲導犬を引退する日がくる・・・
犬のロロを通してシュウくんの気持ちやロロへの思いが伝わってくる。
赤と黒を基調とした色合いが素晴らしく、ロロとシュウくんが語りかけてくるようだ。
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- ロングセラーの絵本、昔話絵本、赤ちゃん絵本などを取り揃えています。蔵書数はおよそ3500冊。長年、絵本専門店を営んできた店主が思い入れのある本をセレクトしています。
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