与那国島生まれの大川政代さんと一緒に沖縄の旅へ～。

距離は遠くても、心はすぅっと引き寄せられました。
歴史や文化に触れ、島人クイズで盛り上がり、観光だけでは知りえない沖縄を満喫しました。
基地のこと、与那国島にも。
「有事」のときには佐賀県へ避難と具体的にいわれていることなども衝撃でした。
沖縄県民の歌にのせて読んだ『おねんねさんぽ』（作・よぎ まさゆき／キーステージ21）は、文章はありません。
でも、歌を聴きながら絵を見ていると、物語が次から次へと続いていくようでした。

『アネモネ戦争』（作・上村亮太／BL出版）では、静かで力強いメッセージを受け取り、ひとりの力は小さいかもしれないけれど、その小さなひとりの力の大切さを感じました。
『いのちのまつり』（作・草場一壽／平安座資尚／サンマーク出版）は、今、私が生きている不思議
。子どもたちが生まれた不思議。
脈々と繋がってきた命を感じました。
〝命をありがとう〟ですね。

ゆったりとした優しい語り口の政代さん。
三線やウクレレを弾きながら島唄などたくさんの歌も歌いました。

最後にお嬢さんの菜三子さんの歌に涙があふれてきました。

「何気ない日常が幸せ」という言葉を涙と共にかみしめました。

一緒に参加した高校生の息子の心には何が響いたでしょうか？
お昼は、参加者のみなさんで政代さん特製の沖縄そばをいただきました。
肉がほろほろでやさしいお味でおいしかったです。

《うちなー祭～平和への祈り～》は身も心もぽっかぽかになりました。
参加者のみなさん、大川政代さん、菜三子さん、ありがとうございました。