クリスマスの絵本

もう少しでクリスマスですね 🎄

2020年、ニューヨークのロックフェラー・センターのクリスマスツリーで発見されたアメリカキンメフクロウの実際にあったお話です。
奇跡の物語として語りつがれています。
二冊の翻訳絵本をご紹介します。

『ちいさいフクロウとクリスマスツリー ほんとうにあつたおはなし』
文/ジョナ・ウインター 絵/ジャネット・ウインター 訳/福本友美子/鈴木出版
小さなフクロウがたった一羽で大きな木に静かに暮らしていました。
ところがある日のこと、大きな音がして目をさましました。
人間のよって切り倒され、小さなフクロウは木の穴に入ったままトラックに何時間も乗せられニュウヨークのど真ん中に運ばれてしまいました。
何日かして木にかぶせてあったシートがとり外され、ちいさいフクロウが穴から出てみると、人間の男の人の顔が!
それから疲れ切ったフクロウは野生動物の保護センターへ連れていかれます。
手厚い世話を受け元気になってやがて森へ帰ります。
小さいフクロウが住んでいた大きな木はロックフェラーセンターのクリスマスツリーになっていました。
ジョナ・ウィンターとジャネット・ウィンター親子で、ニュースに感動し、共同で作られたそうです。
『この計画はひみつです』(すずき出版)などの共著もあります。

『クリスマスのフクロウ 森へかえる』
作/エレン・カリッシュ&ギデオン・ステア 絵/ラモーナ・カウリッキー 訳/中井はるの/化学同人
大きなモミの木に小さなフクロウがすんでいました。
フクロウは生まれて初めての冬を迎え、ほかの動物たちと飛びまわっていました。
まちの灯りを見て「クリスマスってなあに?」と思っていました。
ところがある日、モミの木が切り倒され、トラックでフクロウも一緒に運ばれてしまいました。
男の人が弱り切ったフクロウを見つけて、野生動物センターへ連れて行ってくれました。
温かい部屋でクリスマスの飾り付けもしてありました。
エレンさんという人が肉を食べさせてくたり体を診てくれました。
フクロウは「クリスマスはだれかにやさしくすること」と思うのでした。
やがてフクロウは大空へ飛びたちます。
飾り付けられたモミの木にとまって幸せそうな街の人たちを眺めました。
フクロウを通して「クリスマスってなに?」やさしく問いかけています。
作者のエレンさんは野生動物センターで治療にあたった本人とのことです。

投稿者プロフィール

絵本専門店グリム
絵本専門店グリム
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