《神沢利子さんおめでとう100歳展》
久々の東京!
神沢利子さんおめでとう100歳展→出久根育展→クレヨンハウス→緑のゆびへ
《神沢利子さんおめでとう100歳展》
年譜を見ているだけでも余りにも凄すぎて唸ってしまった。
「ちびっこカムのぼうけん」「銀のほのおの国」「くまのこウーフ」「ぽとんぽとんはなんのおと」等の児童文学や絵本の原稿や原画が展示されていて、見ごたえがあった。
とても観きれません。
『鹿よ おれの兄弟よ』は原画の前での神沢利子さんの朗読(録音)が素晴らしかった。
魂に降りてくるような感じで心が震えた。
何と80歳の時に読まれたそう。赤が入った生原稿や赤羽末吉、石井桃子、いぬいとみこ等の書簡も興味深かった。
時代のにおいのようなものも感じた。
書斎机、原稿用紙等の文具、そしてご家族の写真も親しみ深く距離感が縮まった。
『句集 冬銀河』の「おわりに」を書かれた長女の山田ルイさまがご案内くださった。
お忙しい中ありがとうございました。
「その渇きを癒すには、 かくことのほかありませんでした。 書くこと、それは私にとっての水、 いのちの水の水脈を探り、 掘りに行くことでした。」 (神沢利子さんのメッセージより)
三鷹市芸術文化センターにて、2月4日(日)まで開催。
三鷹から吉祥寺へ
《出久根育展~静寂のあと、光りのあさ~》
静寂なチェコの森へ迷いこんだような錯覚を覚えた。
デビュー作『おふろ』お馴染みの「こうさぎ」シリーズ、『かえでの葉っぱ』『あめふらし』「マーシャと白い鳥」「十二の月たち」『わたしのおにんぎょうさん』『ぼくのサビンカ』など約200点の原画が展示され圧巻。
いつまでも去りがたく、佇んでしまった。
気になっていた『かえでの葉っぱ』が観られて良かった。
くさはらの細かい描写がとても素敵!
ロビー内では「愛猫との生活」が観られて、楽しい。
武蔵野市立吉祥寺美術館にて、3月3日(日)まで開催。
絵本・児童書専門店『緑のゆび』訪問。
店主 吉井康文さんにお会いするのは、こぐま社時代から何十年かぶりです。
懐かしいやら嬉しいやら。
お店は瀟洒な感じでほっとする空間です。
このお店の特徴が出ていて、学ぶところが多かった。
記念に『ダッドリーくんの12のおはなし』を購入した。
車の中で夕やけを見ながら帰路につきました。
パワーをいただいたので、また明日からがんばりましょう。
投稿者プロフィール
- ロングセラーの絵本、昔話絵本、赤ちゃん絵本などを取り揃えています。蔵書数はおよそ3500冊。長年、絵本専門店を営んできた店主が思い入れのある本をセレクトしています。
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